2022年6月から単身赴任生活をスタート、月35,000円で生活しているつかさです。
この記事では、
単身赴任で毎月の生活費っていくら掛かる?
単身赴任の手当ってどのくらい?
実際に単身赴任している人の生活費の詳細を知りたい!
という人のために、
単身赴任で掛かる生活費の全国平均や手当の情報、私の実際の生活費の内訳を公開します。
単身赴任前は、全国平均を調べると結構掛かるし赤字確定か…と勝手に思い込んでましたが、
生活し始めて2ヶ月目から35,000円で全て済ませることができ、現在も継続しています。
条件はあるものの、正直思っていたほど掛からないってことを含めて内訳を紹介していきます。
単身赴任の準備として、「住民票を移す手順」と「住民票を移さない暮らし」を別記事にしてるので気になる方は確認してみてください。
単身赴任、月の生活費は35,000円
単身赴任後、1ヶ月生活のレシートやらデータを全て取って集計した収支がこれ。
項目 | 2022年7月1〜31日間の支出額 |
---|---|
消費支出(合計額) | 31,801円 |
・食料(帰省日分除く)/家具家事用品 | 25,523円 |
・住居(光熱/水道/ガス込み) | 3,000円(固定) |
・通信(テザリングで使い放題込み) | 3,278円(固定) |
・交通(徒歩、自転車利用) | 0円(固定) |
そもそもなぜ35,000円?
この金額は、会社からの「単身赴任手当額」で、金額内で生活できないかと考えたのが始まりです。
単身赴任となると、家計が苦しくなる、家計が赤字になる…との考えが真っ先に思いつきます。
私も当初はそうでしたが、思っていたほど生活費はかかりませんでした。
単身赴任2ヶ月目で月の生活費35,000円を達成し、4ヶ月経過した現在も継続中。
単身赴任期間は約2年間なのですが、今後のことも考えれば赤字は少ない方が良いに決まってる。
大きな不安を抱えながらも、いざ生活してみたら思っていたほどの苦労もなく、
生活することが出来てるので、条件はありますが一般的な情報を含め紹介していきます。
参考)単身世帯(一人暮らし)生活費の平均は約15万円
まず一人暮らしって、生活費が大体どのくらいかかるのか?
目安について、「男女・年齢階級別」、単身世帯・勤労者世帯を確認してみました。
項目 | 月平均支出額 |
---|---|
消費支出(合計額) | 153,611円 |
・食料 | 38,422円 |
・住居 | 17,832円 |
・光熱/水道/ガス | 12,346円 |
・家具/家事用品 | 5,453円 |
・被服及び履物 | 4,915円 |
・保健医療 | 6,564円 |
・交通/通信 | 20,577円 |
・教養娯楽 | 18,844円 |
・その他の消費支出/交際費 | 28,658円 |
「2022年4〜6月の政府統計のデータ」出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)
統計データを見る限りでは、結構かかるなって印象が強い。
一人暮らしを考えているなら、「EXCEL閲覧用」「内訳」がとても参考になります。
野菜、飲料、外食の出費が高いことがわかるよ!
注目してして欲しいのが、「単身世帯」であり、「単に一人暮らし」の平均ということ。
月35,000円生活は、「単身赴任世帯」なので項目全部は該当しません。
参考)単身赴任手当の全国月額平均は47,600円
単身赴任手当が35,000円以上であれば、手当内生活は確実に達成しやすくなります。
公務員の場合は、基本支給額が3万円で、距離による加算額が定められてます。
出典:厚生労働省の令和2年10月30日就労条件総合調査の概況(14ページ)
調べてびっくり、私に会社から支給されている「単身赴任手当」は全国平均よりかなり少ない。
企業規模による差は余り無いと説明されているが、実際差はある。
会社には、「労働条件」の冊子で「単身赴任取扱協定」の項目があるので、是非確認して下さい。
単身赴任に関する、基準、金額、家族への社宅貸与、帰省等の取扱いが記載されている。
いくら貰えるのかがわかることで、生活費の対策が立てやすくなるので事前に把握しておこう。
月35,000円で黒字を達成する為に調整すべき項目7選
- 住居
- 交通手段
- 食費
- 買い物
- 通信費
- 娯楽・お小遣い
- 飲み会・外食
「住居と交通手段」は、初期の段階でしっかり選ばないと予算オーバー確実で赤字になります。
「食費、買い物、娯楽、お小遣い」は、重要な節約ポイント。
「飲み会」は、感染症対策を理由に断りやすいですね。
「住居と交通手段」が想定通りいけば、7割は黒字生活が確定します。
では7つの項目について説明していきます。
住居は「寮一択」
毎月必ず掛かる固定費なので、最安値を目指す!
- アパートでは絶対無理な価格設定。
- 水道光熱費込み、別に取られたとしても固定の可能性が高く間違いなく安い。
- 交通手段として車が必要でも、「駐車場代」はアパートより確実に安い。
単身赴任だからこそ利用できる節約の1つ!
他に「借り上げ社宅」の名目でアパートを安く借りれるが、基本「アパート」なので、
- 寮より確実に高い。
- 火災保険が別途かかる場合がある。
- 水道、ガスの開通手続き、立ち合いが必要。
- 家賃に水道光熱費は含まれていない。
- 駐車場代が高い。
- 町内会費・NHK受信料が掛かる。
追加費用が多く必要。
以上の結果から、
住居は「寮」がおすすめです。
交通手段は基本「徒歩」、長距離は「自転車」
「大きな固定費」なので、交通手段は0円を目指す!
- ガソリン代は値上がり中で節約が出来ない。
- 定期的な洗車・メンテナンスが必要なため費用が掛かる。
- 青空駐車は塗装、プラスチックへのダメージが大きく劣化が早まる。
単身赴任だからこそ抑えるべき固定費!
交通費が出るかも?と考えますが、大体金額は距離によって決定されます。
単身赴任の場合、仕事場から近くの住居を選ぶのでほぼ支給対象外となり期待できません。
それに比べて、
- 徒歩、自転車ともに健康に良い。
- 自転車は、たまにサビ防止スプレーを塗る程度のメンテナンスで大丈夫。
- 車に比べて抜群の維持費の安さ。
なので、
交通手段は固定費を下げるために徒歩・自転車で決まりです。
食費の目安は23,000円
目安は23,000円(月に4〜5日帰省する日にち分は除く)
6ヶ月生活してみて、食事バランスを考えると最低限必要な金額。
生活費の大半を締め、手抜きがもろに反映されるのが「食費」。
うまくやりくりができればかなりの節約が出来ますが、ハードルが高いのも事実。
お店でどんな食材をみても、1人分としては多い(カット野菜含む)し単品だと単価が高い。
家族分の料理を作るより、1人分を作る方が高額になるって意味を実感。
私は面倒くさがりなので、電子レンジと電気ポットで作れる調理しかしてません。
それでも自炊せず、買ったものだけでも食費は23,000円で済んでます。
35,000円生活だと、月の食費目安は「23,000円」になります。
買い物は必要なものだけにする
最低限必要な物だけを購入する!
当たり前のことだけど、余計な買い物は浪費(無駄)であり、赤字の元です。
1人で買い物するとわかりますが、奥さんという強力なストッパーがいないので、
気分で自分の好きなものだけを買いがちです。
しかも値段を見ずに!
主婦の買い物は考えた献立に対して、材料を安く揃えれないかを前提に鋭い目で実行してくれてます。
「男に買い物を任せれない!」とはよく言ったもので、耳が痛い。
どう考えて買い物をしているのか、奥さんに聞くのが一番の節約と良好な夫婦関係にもつながるので、是非頼りましょう。
買い物に悩んだら、自分より確実にわかっている最強のアドバイザー(奥さん)に相談!
自分だけで買うより納得し、安く済ませるアイデアがもらえる!
通信費は全て込みで考える
楽天モバイルでデータ無制限使い放題(月額3,278円)一択!
1人暮らしだと、アパートの「Wi-Fi無料」物件じゃない限り、悩むのがWi-Fiをどうするか?
家族との電話やインターネットのことを考えて、モバイルWiFiなど単身赴任前にも色々調べた結果、
赴任先が楽天回線エリア内で電波が入るかどうか?が、一番の心配だったけど、
- 2022年2月時点でエリア人口カバー率96%達成
- キャリアで固定回線代わりとして推奨している
- 電話・メール・Wi-Fi使い放題で3,278円
- 現在楽天経済圏
- 楽天モバイルのテザリング機能で通信環境が完結
- 追加で機器がいらない
以上のことを考えると間違いなく便利だなとの結論に至りました。
実際に赴任した場所が、「楽天回線エリア内」で「5G」もちょこちょこ入ったので一安心。
6ヶ月生活している中での使い方として、
- 毎日1時間程度、家族とのLINE電話
- Amazonプライムビデオで1日映画多い時は3本鑑賞
- インターネット中はAmazon music流しっぱなし
- YouTubeにTikTokも気にせず鑑賞
- 体感として自宅の光回線と速度を比べても、ちょっと遅いかな程度
通信速度も気にせず、問題なく快適に使えてます。
一人暮らしで通信に悩む人には自信を持っておすすめ出来る通信手段です!
娯楽・お小遣いは生活費の残りで楽しむ
「娯楽」は月一の帰省に映画、音楽、ゲーム、読書で「お小遣い」は生活費の残り!
節約生活は、ストレスが確実に溜まります。でも、
「1つでも楽しみ」があれば、満足度は段違いです!
私の場合、ほとんどお酒は飲まないしタバコは吸わないので、この分の費用はかかりません。
お酒は飲まないけど、炭酸水は好きで、カルピスやレモンを混ぜよく飲みます。
健康維持と節約を考え、単身赴任をキッカケに禁酒・禁煙はおすすめ!
現在のお小遣いは良いところ3,000〜5,000円。
お小遣いは無い、娯楽も無いからつまらなさそう…と感じるかもしれませんが、
単身赴任前に想像してたよりも、満足できる毎日を過ごしてます。
私の単身赴任に対しての考えは、
- 単身赴任という現状は、自分の収入先が会社のみしか無い私の責任
- 遊びで来ているのではない
- 家計の負担になっては意味がない
- 家族の環境を変えない為に単身赴任を選んだ
- 奥さんには家のこと、子供たちの世話、学校行事を全てやってもらっている
以上の想いがあるので、単身赴任生活は家族に余計な負担を与えないようにすると決めています。
なので、贅沢になってしまう「娯楽・お小遣い」は生活費の残りで十分と考えてます。
飲み会・外食はしない
無し一択!
想定外だったのですが、コロナ化の状況も後押しもあり、楽に達成可能です。
赴任時に、新型ウィルスが原因で歓迎会はもちろん感染が怖いとの理由で、外食の機会もありませんでした。
いざ飲み会を実施しようとすれば、
- 人数は3人以内
- 個室
- 食べる時以外マスク着用
- 2時間以内まで
など会社での制約があり、上司であればある程この情勢で飲み会なんて…とモラルを疑われるので、
まず実施されません。
配属された職場が特にその傾向が強かったのもある。
ウィルス感染が怖い、職場に迷惑が掛けられない!の考えが強い。
お酒は飲めるのですが、飲んだ後頭痛がするし、先輩たちに合わせて話したりは面倒臭いしで正直参加したくないのが本音なのでラッキーでした。
時間もお金も節約できるし、誘われても正当な理由で断りやすいのがありがたい。
なので、
「飲み会、外食」は無し一択です。
単身赴任、手当内生活費まとめ
- 住居費3,000円(固定・最安値を目指す、寮がおすすめ)
- 食料/日用品で約26,000円(変動あり、自炊無し)
- 通信費3,278円(固定・通信量無制限)
- 交通費0円(徒歩&自転車利用)
- 飲み会/外食はしない
- お酒・タバコは飲まず、吸わない
- お小遣い(35,000円の残金)
単身赴任手当(35,000円)内での月の生活費詳細と考え方について紹介しました。
条件はあるものの、意識して生活してみたら意外にも出来てしまったことに驚いたけど嬉しかった。
2023年1月現在、食品価格が値上がりしている真っ最中なので、食費を抑える対策をしていかないとお小遣いが無くなる可能性が大きい。
対策として、自炊を視野に入れて更なる節約が出来ないかと考えています。
終身雇用が崩壊し、大転職時代といわれる現代、単身赴任は他人事ではありません。
私がまさにそうで、単身赴任なんて少しも予想していなかった。
単身赴任って35,000円あれば生活出来るって知っておくだけで、不安の壁は小さくなるはずです。
全国平均に惑わされず、目安として覚えていてください。
≫最後まで読んで頂き、ありがとうございます!!
この記事が面白かった、参考になったとか少しでも感じていただけたら ↑ のバナーをクリックして
応援していただけないでしょうか?
さらに読者になってくれたら嬉しくて、確実にブログ更新の励みになります!
読んでくれたあなたにとってプラスとなるよう情報発信頑張ります!
クリックしてくれて本当にありがとう!!